ティファニーについて解説します。

ティファニーについて

ティファニーといえば世界中に愛されている人気のジュエリーブランド。そんなティファニーのはじまりは、1837年のアメリカのニューヨークでした。チャールズ・ルイス・ティファニーは友人といっしょにファンシーショップをはじめます。最初の売り上げはわずか4ドル98セント。それでも厳選した骨董品などでアメリカで人気となり、後にジュエリー専門店へとなっていきます。ジュエリーブランドとして成功していったのは、当時のアメリカが裕福な社会に変わろうとしていた時代であり、豪華なものが好きなアメリカ人の心をティファニーが的確にとらえていたからでしょう。

 

ティファニーは宝飾品と銀器で高い評価を獲得します。ジュエリーより銀器のほうが先にティファニーの名声をひろめましたが、1889年のパリ万博でジュエリーとしての実力を認められ、そのうちヨーロッパ王室の御用達を命じられるまでになりました。ティファニーはだれもが認める世界のブランドとなったのです。

ティファニーブランド

ティファニーといえばジュエリーブランドの代表といっていいほど人気があります。日本でも恋人に送るジュエリーとして定番のブランドの一つです。

 

ティファニーのジュエリーではパールにまつわる話が多いです。例えばリンカーン大統領が妻に送ったパールのネックレスとブレスレッドや、フランスの王冠にピンクのパールが使用されたこと、また、アメリカでティファニーが最初の頃打ち出したのがシードパール(小粒の真珠)をちりばめたジュエリーであったことなど、パールはティファニーを象徴するほどになります。

 

ティファニーはジュエリーよりも銀器のほうで先に名が知られましたが、1986年、6本立爪の「ティファニー・セッティング」を発表。台座から持ち上げるようにして留めるデザインは、ダイヤモンドの輝きを最もひきたてるものとして定着させました。1889年には「オーキッド(蘭の花)」シリーズ」がジュエリー部門のゴールド・メダルを受賞し、ヨーロッパにティファニーブランド旋風を巻き起こしました。

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